【格安SIM】mineoの特徴・料金を解説【コスパのバランス最強】

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SIM・通信

楽天モバイル、au povo2.0等、3大キャリアの低価格競争が激しくなってきた昨今、ただ安いだけでは格安SIMの優位性が脅かされる状況になっています。

mineoは数ある格安SIM業者の中でも『パケット放題Plus』という、特徴的なオプションを提供しており、これを活用することで業界最強のコスパを実現出来る格安SIMです。

私自身も、通信専用のサブ回線としてmineoを利用しています。

今回はmineoの詳細を解説したうえで、コスパ最強の使い方を説明させていただきます。

記事の概要【結論から】

結論から言うと

パケット放題Plus1.5Mbps通信し放題が最強。

  •  データ通信SIM:1,265円/月
  •  通話機能付きSIM:1,683円/月

これだけで必要十分な通信回線が手に入ります。

通信回線は3大キャリアのものを利用しますので、電波の問題も心配ありません

料金はいくら?安いの?【最安水準です】

mineoの基本料金はかなりコスパ良く、業界内でも最安水準と言って良い価格です。

楽天や3大キャリアとの比較はこちら(すべて税込み)

キャリア mineo 楽天 au docomo
プラン名 シングルタイプ
(データ通信)
デュアルタイプ
(音声通話+
データ通信)
楽天
UN-LIMIT VI
povo2.0 ahamo
通話 話し放題 10分(935円)
mineoでんわ
アプリ
無制限
Rakuten Link
アプリ
5分(+550円) 5分
時間超過後 10円/30秒
mineoでんわ
アプリ
22円/30秒 22円/30秒
無制限
話し放題
1,650 1,100
データ
通信
容量
~1GB 880 1,298 0 390 2,980
~3GB 1265 1,518 1,078 900
~5GB 2,178 2,163~2,700
~10GB 1705 1,958
~20GB 1925 2,178
~25GB - - 3,278 2,163 -
それ以上 - - - -
通信容量追加 55円/100MB 55円/100MB - 550円/1GB 550円/1GB
低速モード速度 1GB,5GBプラン:200kbps
10GBプラン以上:1.5MBps
1Mbps
(楽天エリア
無制限)
128kbps 1Mbps

ポイントとしては通話機能付きSIMの場合でも、データ通信が『3GBを超え、20GB以下の通信量では最安水準』となる点です。

通信容量の追加も、他のキャリアが1GB毎なのに対して100MB毎に追加できるため、
本当に必要になる分だけを購入することが出来ます。

しかし、mineoの本当の価値はデータ通信容量のコスパではありません。
mineoには『パケット放題Plus』というオプションがあり、これがコスパ最強の要になります。

パケット放題Plusって何?

パケット放題Plusを契約すると、低速モード時の通信速度が1.5Mbps使い放題になります。
10GB以上のプランを選択している場合、無料でパケット放題Plusを利用可能です。

私自身もデータ通信専用SIMとしてパケット放題Plusを使用していますが、
実感として『通勤時間帯お昼時YouTube視聴でストレスを感じない』レベルです。

もちろんWeb閲覧も実用上問題ないレベルで使えます。

ただし、1点だけ注意があります。
3日で10GB以上の通信を利用した場合、通信速度を200kbpsに制限される』ことがあります。

とはいえ3日で10GBを使うには1日中YouTubeを流し続けていても足りないと思います。
ほとんどのユーザーは気にしなくて良いと思います。

通話オプションは?

mineoでは標準で『mineoでんわアプリ』が提供されており、このアプリを使って通話するだけで、
10円/30秒』と通話費が通常の半分になります。

オプションの選択肢も複数あり

  • 10分かけ放題:935円
  • 合計30分/月まで定額:924円
  • 合計60分/月まで定額:1,848円

といった、使い方に合わせて選べる豊富なオプションが準備されています。

回線スピードは?【必要十分です】

回線スピードは必要十分なレベルですが、3大キャリアと比べると若干遅いです。

パケット放題Plus 1.5Mbpsは快適?

パケット放題Plusに加入していると、通信速度1.5Mbpsで容量無制限の使い放題となります。

通勤中のYouTube視聴も画質480pと十分なレベルで視聴することが出来ます。

アプリのダウンロードとなると少し時間がかかりますが、そもそも外出先で
アプリを入れることもあまり無いと思いますので、通常使用の中では問題ないと思います。

昼時に遅くならない?

昼時には通信が集中するため、格安SIM業者の通信は遅くなりがちです。

mineoもやはりその影響はありますが、私の経験上
昼時でも『パケット放題Plusを使った状態でYouTube視聴』をすることが出来ます。

最初の読み込みは少し時間がかかる気はしますが、再生が始まると途切れることはありません

乗り換えたいけど自分のスマホで使えるの?【3大キャリア全対応】

3大キャリアから乗り換えを検討している方が気になるのは、
もともと使っていたスマホでmineoを使えるか』だと思います。

mineoはdocomo, au, softbankの3大キャリアすべての回線に対応しています。

契約段階で自分のスマホに対応した回線を選ぶことが出来るので、対応機種の問題で悩むことはありません。

解約に縛りはあるの?【縛りなし。解約違約金0円】

mineoの素晴らしい点の1つに『最低契約期間なし。解約違約金0円』というものがあります。

使ってみて不満があった時には、すぐに解約して他のSIMに乗り換える事ができます。
ただしmineo契約時には事務手数料等はかかってしまうため、その点だけご注意ください。

その他 mineo独自のメリット

フリータンク

mineoの特徴的なサービスです。
ユーザー同士が余ったデータ容量を分け合うことで、互いに助け合うシステムです。

 ・パケットが足りなくなったユーザー
  月に合計1GBまで、無料でデータ容量を貰うことが出来ます。

 ・パケットが余ってしまったユーザー
  余ったデータ容量をフリータンクに入れることで、必要なユーザーが使ってくれます

・災害時の被災者支援

災害時にはフリータンクで被災者を支援する仕組みがあり
条件に該当するユーザーは『2週間の間、合計10GBまで』データ容量を貰う事ができます。

災害支援タンクの利用条件は下記、

  • mineoの契約住所が『災害救助法適用 or 特別警報発令市町村』にある
  • 災害救助法適用 or 特別警報発令市町村』に該当する場所でGPSを利用した
  • データ通信の残容量が1GB以下

データ通信容量の繰越対応

mineoは高速通信を使い切らなかった場合、データ通信容量を翌月以降に繰り越す事ができます。
繰越は自動で行われ、繰り越せるデータ通信量の上限はありません

例えば1GBの通信容量を半年間使わなかった場合、その6GBとその月の1GBで合計7GBを一気に使うことも出来ます。

パケットシェア

使わないデータ通信容量は自分で貯める他にも『パケットシェア』として他のユーザーに譲る事ができます。

ご家族の中にデータ通信容量が足りない方が居れば、データ通信をあまり使わない人から通信容量を貰うことが出来ます。
パケットシェアを利用するには、事前に相手をメンバー登録する必要があります。

パケットギフト

パケットシェアと似た機能で、余った通信容量他のユーザーに分け与えることができます。

パケットシェアとの違いは

  • メンバー登録不要。メールで送ることが出来る。
  • 送ったデータ容量に有効期限がある。(送った月の翌月末まで)

という点です。

デメリットはあるの?【目立った欠点はなし。】

昼時にはデータ通信がやや遅い

 遅くはなるものの『YouTube視聴が出来るレベル』なので使えない範囲ではありません

端末購入時の価格がやや割高

 mineoでスマホを購入する場合、他の格安SIM業者と比べると価格がやや高いです。
 スマホ本体を安く買いたい方には適しません。

電話の完全かけ放題がない

 長電話はLINE通話を活用するなどしましょう。

・キャリアメールがない

 基本的にGmailで十分です。

まとめ パケット放題Plusで必要十分【コスパのバランスは業界最強】

結論として

パケット放題Plusの1.5Mbps通信し放題が最強

mineoでは高速データ通信1GBのプランとパケット放題Plusの組み合わせをおすすめします。
この場合、業界最安の料金で必要十分な通信回線を持つことが出来ます。

・【おすすめ】1GBプラン+パケット放題Plus

 データ通信SIM:1,265円/月
 通話機能付きSIM:1,683円/月

普通に月10GB、20GBのプランを選択しても、低速モードが1.5Mbps使い放題となるため、こちらも大変コスパの良いプランです。

・10GBプラン

 データ通信SIM:1,705円/月
 通話機能付きSIM:1,958円/月

・20GBプラン

 データ通信SIM:1,925円/月
 通話機能付きSIM:2,178円/月

1枚のSIMで済ませたい場合は通話機能付きSIMを選ぶ必要がありますが、
デュアルSIM端末を持っている場合、通話専用SIMとして『楽天モバイルやpovo2.0』を組み合わせると、更に安くすることが出来ます。

通話専用として使う『楽天モバイル』と『au povo2.0』の最安運用の方法については、
それぞれの解説ページをご覧ください。

改めてメリット・デメリットを整理

・メリット

  • パケット放題Plusの1.5Mbps使い放題が高コスパ
  • 通話オプションの選択肢が豊富
  • 標準で通話費半額になるmineoでんわアプリが提供される。
  • 回線は3大キャリアすべて対応
  • 縛り期間なし。解約違約金0円
  • フリータンクで1GB/月までデータ通信容量を貰える
  • 災害時、データ通信容量を最大10GBもらえる災害者支援がある。

・デメリット

  • 昼時に通信がやや遅い(YouTubeは視聴できるレベル)
  • 端末購入の価格が割高
  • 電話の完全かけ放題が無い
  • キャリアメールが無い

最後に

mineoのパケット放題Plusはかなり実用的でした。
格安SIMのシェア上位を争っているのも納得です。

1.5Mbpsの通信使い放題があることで、メイン回線としてもサブ回線としても、
十分に使う価値のある通信回線です。

マイネオ公式HPはこちら

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