こんにちは。しゅーしゅーです。
皆さん普段使用しているPCは何のOSでしょうか?
私はChromeOSとLinuxをメインとして、サブでWindowsを使用しています。
そのためMacには馴染みが薄いのですが、家族から
「使っているMacbookが調子悪くて買い替えたい。何を買えば良いの?」と質問されたので、
今Macbookを買うなら、何にすべきかを調べてみました。
ニーズと現状はこのような内容です。
- 現行機 : Macbook Pro 2012 初代Retinaディスプレイモデル
- 主な用途 : ブラウジング、ブログ執筆、画像編集
- 使用場所 : 主に室内だが、持ち運びも視野に入れたい
- その他 : 動画編集にチャレンジしたいが、本格的にやるかは未定
- 困りごと1 : ストレージが不足気味(現行機は128GB)
- 困りごと2 : 充電アダプターの持ち運びが面倒
- 特記事項 : US配列キーボード
このニーズは一般的なMacbookのユーザー像と重なる部分が多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、同じようなニーズでMacbookをお探しの方に
最適なモデルが見つかると思います。
結論から
最初に結論を書きますと、家族に勧めた機種はこちらです。
Macbook Air(M2)
このモデルをベースに、必要なスペックのアップグレードを行います。
詳しくは次からの項目で説明をしますが、ヘビーユースでなければ
間違いなく、今期のコスパNo.1モデルだと思います。
現行モデルのラインナップと比較
まずは現行モデルの比較をします。
現状、アップルストアで購入できるMacbookは下記のとおりです。
- Macbook Air(M1プロセッサ)
- Macbook Air(M2プロセッサ)
- Macbook Pro 13インチ(M2プロセッサ)
- Macbook Pro 14インチ(M1 PRO or M1 MAX)
- Macbook Pro 16インチ(M1 PRO or M1 MAX)
主要なスペックを表にすると、このようになります。
Macbook Air(M1) | Macbook Air(M2) | Macbook Pro 13インチ | Macbook Pro 14インチ | Macbook Pro 16インチ | |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 134,800円〜 | 164,800円〜 | 178,800円〜 | 274,800円〜 | 338,800円〜 |
CPUコア数 | 8 | 8 | 8 | 8~10 | 8~10 |
GPUコア数 | 7 | 8~10 | 10 | 4~32 | 16~32 |
メモリ | 8~16GB | 8~24GB | 8~24GB | 16~64GB | 16~64GB |
ストレージ | 256GB~2TB | 256GB~2TB | 256GB~2TB | 512GB~8TB | 512GB~8TB |
駆動時間(最大) | 18h | 18h | 20h | 17h | 21h |
ディスプレイ | 13.3インチ Retina | 13.6インチ Liquid Retina | 13.3インチ Retina | 14.2インチ Liquid Retina XDR | 16.2インチ Liquid Retina XDR |
重量 | 1.29kg | 1.24kg | 1.4kg | 1.6kg | 2.1kg |
カメラ | 720p | 1080p | 720p | 1080p | 1080p |
オーディオ | 2スピーカー | 4スピーカー | 2スピーカー | 6スピーカー | 6スピーカー |
特記事項 | - | - | Touch Bar | - | - |
こうやって比較すると、Macbook Proの14インチ、16インチモデルは
まさにPROの名に相応しいスペックですが、その分お値段もプロ向けですね。
業務用途で高性能なGPUが必要な方以外は、
Macbook Pro 13インチ以下のモデルが狙い目となりそうです。
各モデルのスペックから適したユーザーを考える
モデルごとに特徴と適していると思われるユーザー像を整理します。
Macbook Pro 16インチ
- 映像制作、3Dモデリング等のGPUパワーが必要な作業を重視する
- Macbook単体で快適かつ効率的な作業領域がほしい
- 画質と音質を重視するクリエイター/コンテンツ消費者
- 給電なしでの駆動時間を重視する
- 持ち運びの頻度が低い あるいは 重量が気にならない
とにかくスペック重視。力こそパワー。
これ単体で何でもやりたい人向け。
持ち運びの頻度が低いか、重量が苦にならないアスリート向け。
Macbook Pro 14インチ
- 映像制作、3Dモデリング等のGPUパワーが必要な作業を重視する
- 必要に応じて外付けディスプレイを利用する
- 画質と音質を重視するクリエイター/コンテンツ消費者
- ときどき持ち運ぶことがある
最高のマシンスペックと妥協点クラスのモバイル性を両立。
マシンパワーが欲しくて、必要に応じて外部モニタ等を使うならこれ。
コストは別として、ノートPCとして各要素が高水準でまとまった仕様だと思う。
Macbook Pro 13インチ
- コスパ重視
- 給電なしでの駆動時間を重視する
- 携帯性をある程度重視したい
- 頻度は低いが動画編集等もしたい
- ディスプレイとカメラ画質、音質には妥協可
- Touch Barが欲しい
ここからMacbookとしては比較的安価なラインになる。
多くの方がレビューしている通り、M1プロセッサ(無印)でも動画編集に耐えうるスペックなので
M2プロセッサ搭載の本機でも、ある程度の動画編集は可能。
ただしディスプレイとカメラ、オーディオが1世代前からキャリーオーバーであり、
画質、音質で勝るMacbook Air(M2)との価格差がたった2,000円のため、割高感が出いる。
一方でTouch Barはこのモデル唯一無二の仕様なので、これがほしければこのモデル一択となる。
Macbook Air(M2)
- コスパ重視
- 携帯性を重視(最軽量モデル)
- 画質と音質を重視する
- 頻度は低いが動画編集等もしたい
一般向けのライトユースなら、文句なしに今期のコスパNo.1モデル。
Macbook Pro 13インチと同等性能にした場合、価格はAir(M2)が+2,000円だが、
ディスプレイ、スピーカー、カメラは1段上位のスペック。
しかも重量も軽くて携帯性◎
業務用途でGPUパワーが必要な方以外は、これ一択の指名買いでOKとすら思える。
Macbook Air(M1)
- コスト重視(最安モデル)
- 携帯性を重視
- 画像や動画の編集は低頻度
- ディスプレイとカメラ画質、音質には妥協可
1世代前のモデルを販売継続している。最安モデル。
とはいえM1プロセッサ搭載なので、画像や動画編集もある程度こなせる。
コスト重視で新しいもの好きでなければ、これでも十分かもしれない。
結論:私が家族に勧めたモデルとスペック
結論として、私が家族に勧めたモデルは
Macbook Air(M2)です。
理由として、Pro 14インチ以上のモデルを除外したのは、この2点です。
- 予算オーバー
- 動画編集の頻度・量がわからないため、オーバースペックの可能性
いろいろなレビューを見たうえで話し合いましたが、
趣味や副業レベルで「これからチャレンジしたい」という状態なら、
M1(無印)かM2プロセッサで十分ではないかという結論になりました。
また、Macユーザーには単純なスペック以外にも
「所有欲が満たされること」を重視する方が多いと感じます。
私の家族もそのタイプです。
そのため、購入時点で型落ちとなるAir(M1)や、マイナーチェンジレベルで
ハードウェアが刷新されていないPro 13インチは除外しました。
Pro13インチとAir(M2)の間に、価格差がほぼないことも理由です。
その上で、当初のニーズを踏まえたスペックの選定です。
項目 | 仕様 | 価格 |
---|---|---|
ベースモデル | Macbook Air(M2) | 164,800円 |
プロセッサ | 8CPU+10GPU | +16,000円 |
メモリ | 16GB | +28,000円 |
ストレージ | 512GB | +28,000円 |
キーボード | US配列 | +0円 |
合計価格 | - | 236,800円 |
動画編集を視野に入れて、GPUを10コアにアップグレード。
メモリはコスパを考えて、必要十分な16GBとしました。
また編集中のストレージ不足をKYしてストレージは512GBを選択しました。
作業が終わった後のファイルは外付けストレージに退避させる前提です。
その他、アップル公式で購入するとキーボードの配列をカスタマイズできます。
家族の拘りでUS配列を選択しています。
こういったところにきめ細かく対応してくれるのは、アップルの魅力ですね。
まとめ
今回は現行のMacbookシリーズから、家族のニーズをヒアリングしたうえで
コスパを重視した機種とスペックの選定をしました。
基本はライトユースだが、動画編集にも耐えうるスペックであり、
ディスプレイやオーディオも強化された Macbook Air(M2) という選択は、
Macユーザーに対してなら万人にお勧めできる仕様だと思います。
Macbookの購入を検討されている方は、今期のコスパNo.1モデルである
Macbook Air(M2) をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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